ルスツリゾートスキー場

2019年12月10日より4泊5日で、去年に続いて北海道のルスツリゾートスキー場へ初滑りに行ってきました。
ルスツの紹介は下記の2018年12月の記事でしてありますので、今回は、去年と変わったところだけを簡単に記したいと思います。

今回、スキー旅行の前に、いろいろと行事が重なり、去年のルスツの時より体重が6キロも増えていました。(泣)

私は膝が悪いため、普段から、できるだけ体重を減らそうと努力をしているのですが、氷河時代でも生存競争に耐えうるのでは無いかと言うぐらいの、強靱な消化器官を持っているようです。様々なダイエットに挑戦したのですが、体重を減らすことが出来ませんでした。去年の秋、とうとう決断したのは、究極のダイエットである、断食でした。 このときの様子は ”ヒポクラティック・サナトリウム・・・ニンジン・リンゴジュース断食 体験して来ました。” の記事で詳しく書いてありますので、よろしかったら読んでみてください。
この断食のおかげで、去年は6キロ減量し、喜び勇んで、ルスツの初滑りに臨んだわけでした。
しかし、今年は肝心のスキーの前に、断食前の体重に戻ってしまいました。
膝の状態は去年、その前と比べると、今年はかなり良くなっています。ロードバイクのヒルクライムや登山に挑戦するなどして、太ももの筋肉もかなり付いてきており、今年のスキーはかなり期待が持てそうでした。しかし、この体重に戻ってしまっては、スキーでの膝の状態は期待が持てそうもありません。実際、やはり、今回のスキーは膝の痛みとの戦いでした。(泣)

今回のスキー行ではリフトの故障と悪天候のため、実質3日間しか滑ることが出来ませんでした。また、直前まで積雪が少なく、前日の雪でなんとか滑れる状態にはなったのですが、最後まで全コースの滑走は出来ませんでした。なんとか全コースオープンできる積雪はあったように思えるのですが、3分の1ぐらいのコースがクローズされていました。シーズン初めで、来場者数も少なめであり、収益性に鑑みて必要最小限しかオープンさせないのではないかと邪推したくなります。
ただ今シーズンは、イーストマウンテン、イゾラのゴンドラが動いていました。去年まで動いてなかったので、この点は今年評価できる点だと思います。
昔は、10日ぐらいから全コースオープンしていたように記憶しているのですが(?) 
しかし、お陰様で(?)罪悪感に駆られながらも、踏んでないパウダーをほんの少し(??)ですけど楽しむことが出来ました。やはり、この時期のルスツははずせません(???)

今まで、ルスツには何十年前から幾度となくスキーに来ています。ホテルのチェックインは15時です。今まで、15時のチェックイン時間の前には一度も部屋に入らせてくれませんでした。我々が行くのはほとんど平日です。部屋はいつでも入れる状態のはずです。しかし、かたくなに、15時まではチェックインをさせてくれません。1時間以上、ロビーで無駄に時間を潰さなくてはなりませんでした。
今回、バスの到着時間が13時30分でした。どうせ待たされると思っていたのですが、なんと、そのままチェックインさせてくれたのです。これは本当にありがたかったです。ホテルのスタンスが変わったのでしょうか、うれしい変化です。出来るときだけで良いので、これからもお願いしたいものです。(笑)

今年から、ノースウイング(フロントのある棟)に、天然温泉、”ルスツ温泉・・ことぶきの湯”が新しくオープンしました。サウナも併設してあり、スキーの後にゆっくりとくつろげるようになりました。場所はノースウィングの一番端です。かなり歩かなければなりません。これにはかなり、かったるい思いをしました。しかし、新しくきれいで、大きな浴場です。露天風呂もあり、温泉好きな私としてはかなり高評価できます。

今年は、新しく温泉施設が出来たこと、アーリーチェックイン(?)が出来たことが、去年と大きく変わった点です。この2点は、私にとって大変望ましい変更点だと思っています。
また、この時期、せっかく雪がついているのですから、全てのコースをオープンしていただけたら、ルスツは私にとって最高評価になるのですが(???)

ここからは、2018年12月10日からのルスツスキー行の紹介記事です。

2018年12月10日より4泊5日で北海道のルスツリゾートスキー場へ初滑りに行ってきました。
この時期のスキーをルスツでするのは去年に引きつづき今年で2回目です。

この時期、確実にスキーができる大規模スキー場は、日本海からの雪が最初に落ちる、北海道でも豪雪地帯で有名なこの地域、キロロ、ニセコそしてルスツぐらいではないかと思います。

何年か前までは、この時期にはずっとキロロに行っていたのですが、ヤマハが手を引いたあとのキロロには昔の面影は残っていませんでした。
12月の初めに行くと、私がキロロで一番気に入っている長峰ゲレンデは雪があるのにもかかわらずクローズされています。例年、12月10日以降にならないとオープンされませんでした。そのため前回は12月の中旬に言ったのですが、10日を過ぎているにもかかわらずクローズされたままでした。どうも客が少ない間はオープンしないようです。雪があるだけに納得できません。
また、レストランも値段ばかり高く、質が大きくダウンしていました。ピアノにあったレストランの数もかなり減ったようです。スキーには食の楽しみという側面もあると思います。以前のキロロにはそういった面での満足感もあったように思います。
リピーターを増やそうとする努力よりも、一度限りの客からいかに費用をかけず利益を上げるのかを目的としているのではないかと言う疑念すら感じられました。ついつい昔のキロロと比較してしまい、がっくりしてしまうことが何度もありました。

この時期にニセコに行ったことはないのですが、シーズン最盛期には何度か行ったことがあります。しかし、ニセコは私とは相性が悪いようです。ゴンドラやリフトが3日連続止まってホテルで待機するしかなかったり、3月のぽかぽか陽気でぐちゃぐちゃの水分を含んだ湿雪になっていたり、フードの付いていないリフトで吹雪かれ、寒くて死にそうな思いをしたりと気持ちのいいスキーをしたことがありませんでした。ホテル内ばかりでなく、いろんなところで外食を楽しむことができ、また、大好きな温泉も素晴らしいので、気を取り直して再度挑戦しても良いかもしれません。

本当は北海道のど真ん中の富良野、サホロ、トマムあたりに行きたいのですが、この地域は残念なことに降雪量が少ないようです。雪質は世界的に見ても最高の部類に入るのですが、12月中に確実に滑れるのかと言うと保証の限りではないと思います。1月以降でしたら文句なしにこの地域に決まりです。

ということで、消去法的にルスツに決まりました。
ニセコは最高の雪だと言う人もいるようですが、私はそうは思いません。日本海から水分をたらふく吸った雪雲が雪を最初に落とすところがこのニセコ、キロロ、ルスツの地域です。そのため雪はたくさん降ります。しかし、本来、この地域の雪は湿雪です。ところがこの湿雪も気温が思いっきり下がると、サラサラのパウダーに変わってきます。私の感覚ではマイナス10度を下回ってくると素晴らしくなってくるのではないかと思います。
今回のルスツはMt.イゾラでマイナス13度でした。(笑)

ルスツに始めて行ったのは末っ子がまだ2歳か3歳の頃ですから、約20年ほど前です。託児所が併設されていたのでこれはいいと思い申し込みました。メリーゴーランドがあったり、美味しいイタリアンレストランがあったりと、かなり満足したことを覚えています。あの当時、風呂は温泉だったように記憶してたのですが、現在、温泉から沸かし湯に変わっているそうです。

ルスツの宿泊施設には、ルスツリゾートホテル&コンベンション、ウエスティン・ルスツリゾート、 ログハウス・コテージ・ドッグコテージ、旧館ハイランドロッジ、別館トラベルロッジがあります。それぞれ値段も違いますので状況に合わせて選択が可能です。
去年と同様、この時期、イタリアンレストランと中国料理レストランはオープンしていませんでした。特にイタリアンレストランは期待してたので残念でした。朝食会場のオクトーバーフェスタは料理の種類も豊富でかなり満足出来ました。ただ、夕食のオクトーバーフェスタは・・・
託児所は、1歳から4歳まで、8:45から16:45まで預かってくれます。定員15名らしいので予約されるほうがいいと思います。

室内造波プール、8mのロープクライミングゾーン、メリーゴーランド、プロジェクションマッピング、スターダストアベニュー「光の広場」、幻想的な噴水ショー「ミュージカルファウンテンズ」などスキー以外にもホテルアクティビティが満載です。

ルスツのゲレンデは3つのエリアに分かれています。ホテルの前のウエストマウンテン、イーストマウンテンそしてMt.イゾラです。
私が滑るのは主にMt.イゾラです。標高994mのMt.イゾラ山頂からは中斜面のロングコースが何本もあり、カービングでぶっ飛ばすと最高に気持ちいいコースです。私的には、斜度の変化が少ないため、単調ですぐにあきてしまいますが、中級者には最高のコースではないでしょうか。
イゾラ山頂からは、非圧雪のコースもロングコースが何本かあります。前日に大量の雪が降った日などは、天国でしょうね!!!

今回、北海道は暖冬で、雪がほとんど降っていませんでした。ルスツに入る前日まで、積雪は15cm。一部滑走可能と言う事でしたが、Mt.イゾラのスティームボートBコース上部しかオープンしておらず、ホテルからバスでイゾラ山麓まで送迎しているようでした。
しかし、今シーズン最大の寒波のおかげで、順次オープンしていき、圧雪コースは全面オープンしました。滑り込みセーフです。(笑)
去年もそうだったのですが、この時期、イーストマウンテンとMt.イゾラにかかっている2本のゴンドラは動いていません。イゾラに行くためにリフトを乗り継ぐのですが、フードの付いてないリフトがあります。吹雪かれた時など寒くて死にそうな思いをしますので、何とかならないかと思います。
また、非圧雪コースは全て入口にロープが張られ、雪は全面についているのに、最終日までクローズになっていました。しかし、クローズになっているはずの非圧雪コースにシュプールが何本も描かれています。エサの前で ”まて!” をさせられた犬のようです。よだれを垂らしながら見ているしかありません。
もちろん、私は、我慢をしましたよ⁉ 邪推はしないでください・・・(笑)
ルスツリゾートのホームページによると、今シーズンのスキー場オープン予定は11月24日でした。私がルスツに着いたのが12月10日です。今回が北海道にとって、いかに異常な気候だったのかがわかると思います。

去年、クラブメッド(地中海クラブ)はトマムに、日本で2か所目のスキーリゾートを新規オープンしました。クラブメッドでは新規オープンには、最高のスタッフを集め、最大限のもてなしをします。トマムはコース的にあまり面白くないと聞いており、毎年サホロに行っていたのですが、新規オープンの魅力には勝てません。顔見知りのGOもたくさんいます。私の誕生日に合わせ家族5人で、2018年2月4日から6泊7日で行ってきました。
クラブメッドではスキースクールへの参加も無料です。メッドでのスキーの最大の楽しみはスクールに有るのかも知れません。技術レベルにより6段階に分けられます。ひとチーム10名前後の足前の揃ったメンバーでひたすら滑りまくります。お互い顔見知りになり、スキー以外でも仲良くなり、これがクラブメッドをますます楽しくさせてくれます。
上級レベルになると、林間の深雪に入ります。サホロに比べると、トマムは木々の間の隙間が広いため、かなり滑りやすく、極上のパウダーを満喫することができます。これはかなりのメリットです。もちろんファットスキーは必須です。私も105mmの幅のサロモンの板を履いていたのですが、ショートターンがしづらく、木々の隙間が狭いところは苦手でした。ところが、子供たちはファットスキーをレンタルしたのですが、このスキーが素晴らしかったようです。ショートターンがとてもやりやすく、隙間の狭いところにもどんどん入っていけるとのことでした。
家に帰って、そのことを思い出し、その板に乗ってみたくなりました。
2週間後、その板に乗るため、再度、クラブメッドトマムに出かけ、レンタルしました。

その板は、ロシニョール ソウル7HDと言い、2018年のニューモデルでした。サイドカット: 136-105-126mm 172cmの長さでしたが、ロッカーのためソールの接地面積が少なく、くるくるとよく回れます。不整地でもターンのきっかけが取りやすく、ショートターンを自在に楽しめます。また、高速で飛ばしても安定しており、カービングを気持ちよくできます。私はその板に惚れ込んでしまいました。家に帰った後、早速その板を購入してしまったのです。

今シーズンももちろんクラブメッドトマムを予約しています。クラブメッドトマムの詳細はその時にアップしたいと思います。(2019年3月4日からのトマム行紹介記事

今回のルスツにはもちろんその板を持って行きました。ルスツの素晴らしい深雪を満喫できたことは言うまでもないと思います。(笑笑笑)

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