ソウル訪問 LCC(3)ティーウェイ航空

2018年10月4日(木)からの3泊4日のソウル訪問です。前回、空振りに終わったマッコリフェスティバルに参加するのが目的です。

関空からのソウル行で今回ヒットした最安値のLCC(格安航空会社)は、ティーウェイ航空でした。急きょ決めたため、また、週末ということもあって、LCCの割にはチケットは高めでしたが、そのかわり、15キロまでの受託手荷物を1個、搭乗手続きカウンターで預けることができました。
エアーソウルチェジュ航空に続いて、3社めのLCC、ティーウェイ航空の紹介です。

まず、ウィキペディアでティーウェイ航空のことを調べてみました。

ティーウェイ航空は韓国で最初に設立された格安航空会社(LCC)である。
2004年、韓星航空として設立。
その後、資金難のため何度か運行停止を繰り返す。
2010年、ベンチャーキャピタルの「シンポ創業投資」がスポンサーに決定。ソウル中央地方裁判所破産部から会社を引き受ける。
同年、社名をティーウェイ航空に変更。
2011年度、顧客満足度調査(韓国消費者院調べ)にて韓国系LCC5社のうち6部門中5部門でトップを獲得し、2012年には韓国交通研究院が実施する航空サービスモデル評価では、LCCの中で最も高く評価された。その結果、2013年には設立3年、保有航空機5機のみで黒字を達成。また、韓国系LCCの中で最初に国際航空運送協会IATAが設定した安全監査プログラム“IOSA”認証を取得している。
2017年時点では日本の8都市(成田、関空、札幌、福岡、大分、熊本、佐賀、沖縄)より韓国(仁川、大邱、釜山、済州等)へ就航し、関空からはグアム路線も運航しています。
2018年2月現在、保有機材数20機となっています。
(ウィキペディアより引用)

ティーウェイ航空の運賃には、正規運賃、スマート運賃、イベント運賃の3つがあります。
イベント運賃が一番安いのですが、その分取消手数料や変更手数料は一番高くなります。
どの運賃でも、機内持ち込み手荷物は、10キロ以下、3辺の合計が115センチ以内であれば1個持ち込めます。
一番気になる受託手荷物を預けられるのかという点ですが、日本ー韓国線では、正規運賃、スマート運賃だと15キロ以下、3辺の合計が203センチ以内であれば受託手荷物を1個、搭乗手続きカウンターで預けることができます。しかし、一番安いイベント運賃だと預けることができません。イベント運賃で受託手荷物を預けたい場合はネットで事前に申し込むと15kgまで3,000円、当日空港で申し込むと15kgまで4,500円が必要です。また、この重さを超える場合は、超過手荷物料金を支払わなくてなりません。日本ー韓国線では、1KGあたり日本発 900円 韓国発 10,000ウォンです。

また、注意しなくてはならないのは欠航の場合ですが、ティーウェイ航空では払い戻しになり、ほかの便や他社便への振替え対応は行っていないとの事です。
やはりLCCですね。(笑)

日本予約センターの電話番号が 2018年1月4日から変わったようです。
06-6224-0123
平日 9:30〜17:30 (土日祝除く)
ここでの対応は新規予約、変更、付加サービスのみです。
予約センターで新規予約をする場合、発券手数料が1000円(往復)かかるそうです(???)
また、旅行社を通してチケットを購入した方は、問い合わせ等は旅行社にしろと取りつく島もありません。申し訳程度に開設しているようです。LCCということですので人件費をカットするために仕方がないのでしょうか? しかし、この辺が顧客対応でいちばんの要になるのではと思うのですが・・・

ティーウェイ航空の座席には、プレミアムクラス、セミプレミアムクラス、一般席の3つがあります。
プレミアムクラスは1 、 2列目、非常口列座席の16列目。
セミプレミアムクラスは非常口列座席の15列目(背もたれ固定)。
この2つのクラスは足元が少し広い席です。
一般席は、他のLCCの座席と同様、足元が狭めです。チェジュ航空の時にも書きましたが、一般席では、今の脚の長い若い人は少し苦痛を感じるかもしれません。特に、真ん中の席は出来るだけ避けたいものです。

事前の座席指定は出来ないことになっているようですが、当日、搭乗手続きカウンターで申し込めば可能です。
座席指定料金は、”オンライン割引料金”がプレミアムクラス1,200円、セミプレミアムクラス900円、一般席700円。
”その他での購入”がプレミアムクラス1,500円、セミプレミアムクラス1,200円、一般席800円です。
非常口座席には韓国語または英語で乗務員とコミュニケーションができなければ指定することができません。非常時に乗客の避難のアシストをしなければならないようです。またそれ以外にも制限があるそうです。詳しくはティーウェイ航空のHPを参照ください。
一般席も指定することができると言う事ですが、搭乗手続き中しか指定できないのであれば、わざわざ料金を払って指定しなくても良いのではないかと思うのですが・・・ もちろん座席指定をしなければ料金はかかりません。
我々が格安航空券を購入する場合、通常、航空会社直接ではなく、ネット上の格安航空券販売業者から一番安いチケットを各社比較しながら購入すると思います。となれば、座席指定料金は”その他での購入”の料金となるのでしょうか。経験してないので良く分かりません。どなたか詳しい方、教えて頂ければと思います。

また、隣の座席購入サービスというのがあるそうです。隣の席を空けることでプライベートなスペースが確保できるということです。(最大2席)料金は日本ー韓国線で15000ウォンか1500円です。カップルで広い空間を楽しみたい方はいかがでしょうか?
私の場合、二人で行動することが多いため、通路を挟んで同じ列の通路側の席2席をリクエストします(無料です)。通路側の席は通路側が空いているため、真ん中や窓側の席に比べ少しでも広く感じるからです。
LCCでない通常の航空会社の場合、空席があれば移動が可能なのですが、LCCの場合、やめた方が無難だと思います。エアソウルの時に大きな声で乗務員に怒られました。席の料金が違うと言う事を知らなかったのです。(恥ずかしかった~!!!)

機内で無料で頂けるのは、ミネラルウォーターだけです。冷房が効きすぎた時に欲しくなる毛布も、無料レンタルではなく、現金(韓国ウォン)20000ウォンで販売してくれるそうです。もちろんビールもただではありませんので念のため・・・(笑)

ティーウェイ航空では面白いサービスをやっているようです。機内アナウンスサービスなのですが、誕生日、結婚記念日、プロポーズなど様々なイベントを事前に申し込んでおくと、機内アナウンスのお祝いメッセージとともにお祝いカードを贈ってくれるというものです。
”分かち合うほど楽しさは増しますね。乗務員の機内アナウンスで、機内の他のお客さまにもあなたの幸せ気分を分け合ってください。”との事です。韓国ドラマでよく感じる、日本人には思いつかない、いかにも韓国らしいサービスだと思います。(笑)

他のLCCも同じだと思いますが、仁川空港での駐機場は、普通、100番台のゲートで、第一ターミナルでは一番端の方になります。入国審査場にはシャトルを利用しなくてはならず、少し時間がかかります。余裕を持った行動が必要とされるのではないでしょうか?

ティーウェイ航空では、ソウル駅都心空港ターミナルを利用できます。ここを利用できるのは、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空、ティ-ウェイ航空、イースター航空の5社だけです。事前チェックインと事前出国手続きをソウル駅で出来るのは大変便利です。チェジュ航空の時に触れていますので参照して頂ければその便利さがわかると思います。

その他、疑問点があれば、ティーウェイ航空のHPの中に、よくある質問コーナーがありますので、そちらを参照ください。

今年の12月10日に北海道にスキーに行ったのですが、大阪からは北海道よりもソウルの方が近いことを実感しました。時間的にも料金的にも圧倒的にソウルが有利です。
日本から一番近い外国、遠くて近い国、韓国。
知れば知るほど、もっともっと気軽に楽しむ事ができる国です。
オソオセヨ(いらっしゃいませ)韓国に!!!

今回のソウル訪問のアップ記事
(1)ソウル訪問 LCC(3)ティーウェイ航空
(2)2018年第4回カピョンチャラ島全国マッコリフェスティバル
(3)ソウルのミュージカル・演劇を楽しむ(6)ミュージカル"笑う男"

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA