2019年4月2日(火)から3泊4日での久しぶりのソウル訪問です。去年の10月から約半年ぶりです。
私にとってのスキーシーズンも終わり、スキー一色だった私の頭の中もそろそろ韓国が恋しくなる頃です。
私の好きな韓国料理が頭に浮かびます。チムタック、カムジャタン、タッカルビ、サムゲタン、テージクッパ・・・ もっと基本的な、テンジャンチゲとご飯というのも最高ですね!?チヂミとマッコリなんてのもいいですね〜 (笑)
あれも食べたい、これも食べたいと韓国の味を思い出すとよだれが出そうです。(笑笑)
かみさんにあれこれと韓国料理を作ってもらっていたのですが、韓国の食材も底をついています。
また、韓国ミュージカルの髪の毛が逆立つような感動の渦にどっぷりと浸りたいという思いもありました。
韓国の事が頭に浮かぶと、居ても立っても居られない思いに駆られ、早速、うきうきとソウル訪問をセットしました。
今回の最安値は、イースター航空(イースタージェット)がヒットしました。
運賃は往復で、1名込々で、22,620円でした。日程的に余裕が無かったため、LCCの料金の中でもかなり高い方です。しかし、15キロまでの預託荷物を預ける事が出来ると書いてあります。荷物を預ける事ができると、マッコリやテンジャンなどの機内に持ち込めない液体の品物を土産に買って帰ることができます。他に空きがなかったため仕方なしに予約しました。
と言う事で、今回のLCC、イースター航空を紹介したいと思います。
前にも書きましたが、関空、ソウル間就航のLCC(ローコスト・キャリア、コストを徹底的に抑えることによって格安の運賃を提供する航空会社)はピーチ・アビエーション、チェジュ航空、イースター航空、ティーウェイ航空、ジンエアー(大韓航空系)、エアソウル(アシアナ系)の6社です。日系のピーチを除くとすべて韓国の航空会社です。
エアソウル、チェジュ航空、ティーウェイ航空についてはすでに紹介しました。今回のイースター航空は私のブログでは4社目の紹介です。
イースター航空は、2007年に韓国の政府系投資会社、韓国投資公社(KIC)により設立されたLCCです。関西空港には、2012年に新千歳空港、成田空港に次ぎ就航しました。
現在、上記以外に、鹿児島、宮崎、旭川、大分、那覇、茨城、福岡に就航しているようです。
運賃は、特価運賃、割引運賃、正規運賃の3種類があります。
特価運賃だけ手荷物を預ける事が出来ません。有料になります。5キロにつき3000円かかるそうです。(高〜い)それも、事前申し込みの場合で、当日になると超過料金扱いになるそうで、もっと高くなるようです。
割引、正規運賃では、縦、横、高さの三辺の合計が203cm以下で15kg以下の手荷物を搭乗受付カウンターで1個無料で預ける事が出来ます。
また、預入手荷物の重量超過料金は、1キロ1000円という事で、大変高価になりますので、気をつけましょう。(笑)
また、手荷物1個の重量が32kgを超えるか三辺の合計が203cmを超える場合には、運送を断られる事があるとのことです。
機内持ち込み手荷物は7kg以下で、縦、横、高さの三辺の合計が115cm以下の物を1個とノートパソコンやハンドバッグなどの身の回りの品が無料で持ち込めます。
ちなみに、イースター航空は手荷物に関しての規定や料金が他のLCCと比べてみてかなり厳しいようです。
払い戻しや日程変更はすべての運賃で可能となっていますが、手数料は各運賃によって違いますので確認の必要があると思います。
座席指定はすべての運賃タイプで有料で指定可能です。料金は、座席のエリアによって500円から1500円までです。
運賃の種類によって購入できる座席が分かれており、特価、割引運賃は6列目から購入でき、正規運賃は3列目から購入できます。
しかし、イースター航空のホームページを見ると、事前座席指定はやってないみたいです。当日のチェックイン時のみリクエストが可能らしいです。
搭乗手続き時の座席指定って、意味あるのですかねえ?
時間ギリギリにチェックインする時って座席はもうすでに詰まっているものじゃないですか。それとも、通路側とか窓側とかのリクエストも受け付けてくれないと言うことなんでしょうか?
実際、私たちの場合、2人だったのですが、座席指定をせずに、搭乗手続きの時、通路を挟んで通路側の席を2席リクエストしたのですが、気持ちよく手配して頂けました!?(笑)
もちろん、座席指定をしなければ料金はかからないと、わざわざホームページに書いてあるのですが・・・(笑笑)
どうなんでしょう???(笑笑笑)
座席の広さは、他のLCCとほぼ同じく狭いと考えて良いと思います。真ん中の席には座りたくないですね〜
機内サービスは、無料のミネラルウオーター以外はすべて料金がかかると思って間違いないでしょう。ウォン、ドル、円で支払い可能らしいです。日本のクレジットカードは使えないようです。ちなみに、毛布は15000ウォンとのことです。機内は、結構、寒い時がありますので、上着等は用意していた方が無難だと思います。
予約の変更等、イースター航空に問い合わせをしたい時ですが、イースター航空のホームページに載っている電話番号は韓国内の電話番号です。日本語は一切通じません。
ネットで調べてみたら、大阪にイースター航空の予約センターが載っていました。しかし、ここは旅行社の電話番号で、この旅行社を通して買ったチケット以外の世話は一切しないとの事らしいです。
もし、イースター航空のホームページからチケットを購入した時は、電話での問い合わせはすべて韓国語で対応しなければならず、日本語の応対はありません。
要するに、韓国語のわからない日本人は日本の旅行社を通じてチケットを買った方が無難だということだと思います。
私の場合、今回は、HIS を通してチケットを購入したので、困った時には、HISに頼るつもりでした。
しかし、イースター航空のこの対応は少し無責任ではないかと思うところですが、エアソウルの日本語対応も同様でしたし、韓国系LCCは基本的に顧客サービスに積極的ではないように思われます。経費節減という点で仕方がないのかも知れませんが、この辺がLCCに対する評価の分かれるところだと思います。
今回、Eチケットの発行がありませんでした。パスポートで搭乗手続きができるということだったんですが、やはり、Eチケットが無いというのは不安なものです。
予約番号の入ったメールをいつでも提示できるように用意して、搭乗手続きをしました。しかし、あっけなく、パスポートだけで搭乗手続きは完了しました。やはり、Eチケットは必要なかったようです。(笑)
イースター航空の離着陸は、関空では、第1ターミナル、仁川空港でも第1ターミナルです。
仁川空港では、LCC御用達の第1ターミナルの一番端っこ(101~132番搭乗口)でした。イミグレーションにはシャトルに乗らなくてはならず、移動に時間がかかります。余裕を持って行動しましょう。
イースター航空は、ソウル駅都心空港ターミナルを利用できます。前にも書きましたが、この事前チェックインの利用はとても便利です。チェジュ航空の紹介の時に詳しく書いていますので、よろしかったら参考にしてください。
ちなみに、ソウル駅都心空港ターミナルを利用できる航空会社は、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空、ティ-ウェイ航空、イースター航空の5社だけです。
ネットでのうわさによると、イースター航空は時間にルーズだと言われてます。とにかくよく遅れるらしいのです。私も不安に感じてたのですが、今回はすべて定刻通りに進みました。(笑)
旅というものは予定通りにはいかないものです。それこれを含めて、楽しめば良いのでしょう。
このことも頭の片隅にとどめて、旅を楽しみましょう。